オーストラリアで4人の子供を子育てしてます。
出産してからは、赤ちゃんにミルクをあげて、オムツを替えて寝かしつけて寝る時間がほとんどできなく、また予防接種や新生児の時に必要な書類を申請しなくてはならなく、そして長女が学校へ通ってるので毎日車で送り迎えをする忙しい日々が続きました。
双子男の子を出産した時の経験を、これから妊娠される人や出産された人、興味のある人に何か役に立てれば幸いです。
また前回、『ゴールドコーストで双子妊娠・出産』を投稿しましたので、是非ご覧ください。
1.出産日後、3週間入院
私の双子新生児は未熟児(1940gと2090g)だったため、産まれた日から病院で3週間ナーシングルームへ入院することになりました。
私は別の個室へ3時間おきにナーシングルームへ行き、ミルクをあげて着替えさせたり、お風呂に入れたりしてました。その期間、看護士さんがたくさん手伝ってくれました。
この3週間は病院の看護士さんがいてくれて、本当に助かりました。
初めの双子赤ちゃんの食事は、未熟児で口も小さくて母乳で飲ます事ができず、搾乳したミルクを専用の細いチューブに流し、双子赤ちゃんの口へ少しずつ与えるようにしてました。
また生まれた日に、病院で新生児予防接種をしました。
産後2日目、新生児黄疸を調べるため、ビリルビン血液検査の結果、双子の赤ちゃんのビリルビン数値が高かったので、光線治療をしました。
新生児は、肝臓が十分に発達してない為にビリルビン数値が高くなりやすいそうです。
産後4日目から、搾乳したミルクを細いチューブで飲ませるのと、母乳を双子同時に飲ませるようにしてました。
この時に双子用授乳枕を使って、本当に役立ちました。
産後7日目、両方の乳房が熱くなり、刺すような痛みがありました。乳腺炎の手前でした。
片方ずつ搾乳して、その後乳房の痛む部分を冷やし、また痛みが出たら同じように搾乳して冷やすことを繰り返してました。
産後10日目、搾乳したミルクを細いチューブで食べさせていたのから、搾乳したミルクを哺乳瓶に替えて飲ませました。
産後14日目から母乳だけで飲めるようになりました。
2. 自宅へ戻ってからの1歳までの記録
(個人差があります)
出産3週間後、病院から退院しました。
自宅に戻ってからは、2、3時間おきに母乳を同時に飲ませてました。
でも夜は、同時に母乳を飲ませたり、交互に泣いたりするので片方ずつ母乳をあげるの繰り返しで、ほとんど眠れない日が続いてました。
睡眠不足で疲れがとれず、また集中力もなかったので人と会話することができない状態でした。
夜中は10回以上母乳をあげてました。
オムツは、一日18枚以上使ってました。
またその頃は、喉も乾きやすくてお水をたくさん飲み、常にお腹が空いてました。
自宅へ戻ってから1週間後の4週間目に、
看護師さんが自宅訪問しに来てくれました。
赤ちゃんの健康状態、身長、体重、ビリルビン血液検査(新生児黄疸の検査)をしてもらい、また赤ちゃんの体幹を強くするために腹ばいにする方法:タミータイム(tummy time)を教えてくれました。
2ヶ月に、2ヶ月予防接種をしました。
3ヶ月になると、双子赤ちゃんの睡眠時間も徐々に長くなってきました。
双子の赤ちゃんもよく笑うようになりました。
また3ヶ月頃からベビーバウンサーで、毎日足を動かして遊びとても気に入ってました遊んでる間は、集中してくれたので泣きわめず、その間に家事ができたのでベビーバウンサーがあってとても助かりました。
4ヶ月に4ヶ月予防接種をしました。
寝返りができるようになり、首も少し座り始めました。また、なん語を発するようになりました。
5ヶ月になると、首もしっかり座って、エビ反りができるようになりました。
6ヶ月に6ヶ月予防接種をしました。
6ヶ月は離乳食を始めましたが、まだあまり食べれず、7ヶ月頃から10倍がゆとすり潰したバナナが少しずつ食べれるようになりました。
8ヶ月にハイハイが始まりました。
9ヶ月は掴み立ちがでるようになりました。
また、2人とも前歯2本が生えてきました。
10ヶ月頃はハイハイも早くなり、掴み立ちしてから座れるようになりました。
10ヶ月の時に日本へ一時帰国しました。
日本へ帰国した時に、オーストラリアから新生児から使える双子用ベビーカーの横一列タイプ(Double pram. side by side)を持って帰りました。
オーストラリアでは、軽くて押しやすく、たたみやすいので車の移動にとても便利でした。
しかし、日本へ横一列タイプの双子用ベビーカーを持って帰った時、幅が広いのでショッピングセンターの中のお店に入る事が出来ず不便でした。
日本の時は縦一列タイプ(Tandem)の双子用ベビーカーがおすすめです。
12ヶ月は、2人とも立つ練習をしてました。
まだ体が安定してないので、立つとすぐ転んでしまうので、頭を打たないように床にマットをひいてました。
双子の赤ちゃんはいつも一緒にいて、2人とも同じくらいに成長してました。
12ヶ月予防接種をしました。
14ヶ月で2人とも安定して立てるようになりました。
3.予防接種
オーストラリアのクイーンズランド州は、新生児から10歳までの予防接種があります。
*新生児予防接種
*2ヶ月予防接種
*4ヶ月予防接種
*6ヶ月予防接種
*12け月予防接種
*18ヶ月予防接種
*4歳予防接種
*8歳予防接種
*10歳予防接種
4.出産後オーストラリア・クイーンズランド州の書類の申請
クイーンズランド州では、いくつかの書類を申請します。
出生登録書(Birth registration statement form)
出産証明書(Birth Certificate)を作成するために
クイーンズランド州では出産日から8週目以内に申請。
新生児宣言書(Newborn child declaration form)
産後、病院から「 a Parent Pack」が渡されます。
その中に新生児宣言書(Newborn child declaration form)が入っており、
Medicare(オーストラリア国民健康保険)に登録するため、出産日から52週目以内(1歳になるまで)に申請。
日本の出生届
出産日から3ヶ月以内に申請。
*出生届の届書 2通
*出生証明書(Birth Certificate) の原文1通とコピー2通
*同和訳文 2通
*戸籍謄本 1通(最新情報であれば、コピー可)
双子の場合は、*を2通ずつします。
返信用封筒(オーストリアの出生証明書の原文を返却する為)に名前、住所を明記して
書類用の封筒(Registered post)に必要書類全てを送付します。
その他にも以下の申請があります。
新生児サプリメント( Newborn supplement)
育児休暇の支払い(Parent leave pay)
父とパートナーの支払い(Dad and partner pay)
双子赤ちゃんの時に必要な物
双子用授乳枕
My Best Friendの双子用授乳枕は、授乳中、腰に負担がかかりにくく、赤ちゃんが落ちにくいので安定して授乳できたました。また、カバーの取り外しが簡単なので洗いやすかったです。
ベビーバウンサー
フィッシャープライスのベビーバウンサーは、新生児から使うことができ、3ヶ月頃になると足を動かして自分で遊ぶ事ができるようになります。座椅子が深いので赤ちゃんが落ちにくく安心して座らせることができました。取り外しできて洗うことができます。
また持ち運びが簡単にできるので家事をしてるそばに置くことができ、赤ちゃんを見ながら安心して家事をすることができました。
ハイチェア
一番上の子の時は、クッション付きの椅子でオーラー付きの移動ができるハイチェアを使ってましたが、場所も取りクッションの間に食べかすがたまり掃除しにくかったので、シンプルなIKEAのハイチェアにしました。
場所を取らず、椅子が汚れたら簡単に掃除しやすいのでとても便利でした。
また、組み立て式なので、使わない時はハイチェアの脚を取り外せて収納も楽でした。
我が家の双子が3歳の頃、次女が離乳食を始めたのでIKEAのハイチェアを3台使用してましたが幅も取らず、値段もお買い得で長く使えました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。