1年生になる前の年に学校内で準備教育を受ける学年をプレップ(Prep)と言います。
日本だと幼稚園の年長さんになります。
プレップの始めの英語の授業は、アルファベットのスペル、発音を学んでました。
以前「オーストラリア の小学校前に始めて習う英語」を投稿しました。よろしければ、是非見てください。
プレップで習ってる英語の授業について、個人面談で先生から聞いたこと、聞きたかったこと、また子供達から聞いたことをもとにしてます。
英語の発音
プレップの始めの英語の授業では、アルファベットのスペルと発音を学びました。
発音は、ABCDをエー、ビー、シー、ディーと発音するのではなく、ア、ブ、ク、ドゥ…と発音します。
始めは、2文字か3文字の単語で発音を学んでいました。
例えば、Cat(猫)は、1文字ずつ読むと、ク(C) ア(A) トゥ(T)と発音し、繋げるとキャットゥ(CAT)と発音します。
BUG(虫)は、1文字ずつ読むと、ブ(B) ア(U) グ(G)と発音して、繋げるとバグ(BUG) と発音します。
繰りかえし練習していくと子供達は綺麗な発音ができるようになりました。
手を使って単語を学ぶ
手を使って表現することで単語を理解しやすくなります。
例えば、
・UP (上) →アップは、人差し指を上にあげて「ア」、「プ」と1文字ずつ発音し、繋げて読むとアップと発音します。
・Duck(あひる) →片手で親指と親指以外の4本の指で開けたり閉じたりして、アヒルを表現します。CとKは、「ク」と同じ発音をするので省略し「ク』だけで発音します。「ドゥ」、「ア」、「ク」と1文字ずつ発音し、繋げると、ダックと発音します。
読み専用の絵本を読む
始めは簡単な文章の単語1つ1つ声に出して正確にゆっくり読んでいき、いろんな本を何回か繰りかえりて読み、少しずつ文章が読めるようになっていきました。
文章を作る
始めは、I put toys.(私は、おもちゃを置きました。) などの3つの単語で文を書く練習をしてました。
また身近にある出来事について、生徒が先生に話し、先生が正確な言葉をひとりひとりに直していきます。
それから文を書くことに取りかかり、文字が間違っているところを先生が正確な文章に修正してくれます。
例えば I went to park. を、I went to the park. (わたし/ぼくは、公園で遊ました)と正確な文章に修正します。
小グループに分ける
クラスの中で小グループに分けて学習していきます。
小グループのメンバーと話し合うので協調性が取れて、小グループの中の友達ができるようになってきました。
また自信がついてくると、クラス全体の皆んなの前で話すことができるようになってきました。
まとめ
プレップの英語の授業は、発音や読み書き、読解力、コニュニケーション能力、小グループで話し合うなど、学校の学習工程がしっかりしてました。
我が家の子供達の場合は、双子で日本人ということもあり学校の授業についていけるか心配だったので、プレップは同じクラスにしました。
オーストラリア の授業では、クラスの中で小グループになって話し合うので、我が家の双子は、同じクラスの中でもお互い違う小グループで作業に取り掛かることができました。
それによりそれぞれの個々の上達の変化が出てきて、お互い違う友達が作れました。
学校で人気があった読み聞かせの英語の絵本です。是非ご覧ください。
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最後まで読んでいただいてありがとうございます。